SACLA-SFXプロジェクト

「創薬ターゲット蛋白質の迅速構造解析法の開発」(通称:SACLA-SFXプロジェクト)では、医学や薬学に重要であるが構造解析が難しい蛋白質を、X線自由電子レーザー施設SACLAにおいて、迅速かつ高分解能で構造決定する技術を確立することを目指しています。このプロジェクトは文部科学省から委託を受け、X線自由電子レーザー重点戦略研究課題(XFEL重点戦略研究課題)の一環として行われています。

理化学研究所放射光科学総合研究センター、SACLA利用技術開拓グループの岩田想グループディレクターを研究代表者として、10を超えるグループが連携•協同して一丸となってプロジェクトを進めています。

  • 2017.7.18.24th Congress & General Assembly of the International Union of Crystallography 2017(8/21-28,India)にて、岩田想と南後恵理子(理研)が講演します。
    岩田 想:Structural Dynamics of Membrane Proteins(MS-010)
    南後 恵理子:A molecular movie of structural changes in bacteriorhodopsin(MS-046)
  • 2017.7.6.Andersson R, Neutze R, Brändén G(Univ. Gothenburg)らによる論文 ”Serial femtosecond crystallography structure of cytochrome c oxidase at room temperature.” が、Scientific Reportsに掲載されました。南後恵理子(理研)らが共著者になっています。
  • 2017.6.26.The 5th Asia Pacific Protein Association (APPA) Conference(7/11-14, Thailand)にて、岩田想が講演します。
    タイトル:Membrane protein structures and free electron laser
  • 2017.6.19.第44回生体分子科学討論会(6/23-24)にて、當舎武彦(理研)らが講演します。
    タイトル:X 線自由電子レーザーを利用した時間分解 X 線結晶構造解析による酵素反応の観測
  • 2017.6.5.溝端栄一(大阪大)らの総説 "連続フェムト秒結晶構造解析が書き換える銅含有亜硝酸還元酵素の反応機構” が日本放射光学会誌に掲載されました。
  • 2017.5.23.南後恵理子(理研)、岩田想の総説 "X線自由電子レーザーによるタンパク質構造変化の動画撮影” が、実験医学に掲載されました。
  • 2017.5.18.第17回日本蛋白質科学会年会(6/20-22)にて、SACLAでの実験結果を含む講演・発表があります。
    シンポジウム
    W. F. DeGrado:De novo design of proteins(1SA-03)
    ワークショップ
    宮下 治:X 線自由電子レーザーを用いた構造解析へのハイブリッドアプローチ(3WBp-03)
    登野 健介:SACLA の XFEL ビームラインと実験プラットフォームの現状(3WC-01)
    桝田 哲哉:SACLA における原子分解能解析(3WC-02)
    久保 稔:蛋白質の時間分解 X 線結晶構造解析における分光の役割(3WC-03)
    島田 敦広:X 線自由電子レーザーを用いたチトクロム酸化酵素の時分割構造解析によって明らかとなった、 リガンド結合に伴うプロトンポンプ経路の閉鎖機構(3WC-04)
    菅 倫寛:X 線自由電子レーザーにより明らかにされた光化学系 II 複合体の光励起した反応中間体構造と水分 解酸素発生の反応機構(3WC-05)
    ポスター
    菅原 道泰:微結晶輸送媒体を利用した連続フェムト秒結晶構造解析(2P-031)
    国島 直樹:XFEL の創薬利用を目指したタンパク質 - リガンド複合体微結晶のシリアルフェムト秒構造解析(3P-048)
    南後 恵理子:X線自由電子レーザーによるバクテリオロドプシン構造変化の分子動画(3P-062)
  • 2017.5.9.Gordon Research Conference(7/30-8/4)にて、南後恵理子(理研)が講演します。
    タイトル: A Molecular Movie of Structural Changes in the Light-Driven Proton Pump Bacteriorhodopsin
  • 2016.4.7本プロジェクトでは、取得した生データを積極的に公共データベース CXIDBで公開しています。解析手法の開発や教育への利用、新しいプログラムでの再解析などを歓迎します。詳しくはこちら

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