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「X線自由電子レーザー施設」(国家基幹技術)愛称募集 終了しました。


独立行政法人理化学研究所(理研)は、財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)とともに、播磨科学公園都市のSPring-8キャンパスに 「X線自由電子レーザー(XFEL:X-ray Free Electron Laser)施設」の建設を進めています。

このXFEL施設は我が国の国家基幹技術のひとつであり、この施設について、日本国内のみならず、海外の多くの方々からも親しみを持たれる愛称を募集することになりました。

2006年度に愛称とロゴマークの公募を行いましたが、その際、愛称については決定に至らず、このたび、愛称について改めて募集をすることといたしました。
奮ってご応募下さい。


施設概要
  • X線領域の波長を持ったレーザー「X線自由電子レーザー(XFEL)」をアメリカに次いで世界で2番目に実現予定です。
  • XFELは、短波長(X線)、超高輝度(非常に明るい)、超短パルス(1回の明滅時間が非常に短い)という優れた特長を兼ね備えた夢の光です。基礎科学はもちろん、タンパク質の構造解析による難病治療薬や、革新的な材料開発への貢献が期待されています。
  • XFEL施設は全長約700メートルのまっすぐな施設です。「電子銃」で電子ビームを生みだし、「加速器」で電子ビームをほぼ光速にまで加速し、「アンジュレータ」という磁石が多数並んだ装置で何度も電子を蛇行させることでレーザーを作ります。
  • XFELの加速エネルギーは8GeV(80億電子ボルト※)、レーザーの最短波長は0.06ナノメートル※(世界最短波長)となる予定です。

    ※「電子ボルト」はエネルギーの単位で、1電子ボルトは1つの電子を1ボルトの電圧で加速した際のエネルギーを表す。「ナノメートル」は100万分の1ミリメートルの長さ。
応募要領
  • 応募資格:個人であればどなたでも応募可。なお、お一人様複数の応募も可能です。
  • 締め切り:2010年11月30日(火)17:00 必着(郵送の場合は11月30日の消印有効)
    2011年1月中旬頃、結果を発表させていただく予定です。
  • 応募方法:以下の各項目を明記の上、官製葉書による郵送、FAX、インターネットもしくは携帯電話でご応募下さい。ご応募一通につき愛称は1件でお願いします。
  • 愛称(日本語でもアルファベットでも可)
    ※日本語は楷書で、アルファベットはブロック体でハッキリと記載願います。 日本語の場合は、海外向けにはローマ字で表記します。ローマ字表記も指定したい場合は併記して下さい。
  • 愛称の読み仮名
  • 愛称の解説
  • 氏名
  • 郵便番号・住所
  • 電話番号
  • 年齢
送付先及び
お問い合せ先
〒679-5148 兵庫県佐用郡佐用町光都1-1-1 独立行政法人 理化学研究所
X線自由電子レーザー計画推進本部 企画調整グループ 愛称募集係
FAX:0791-58-2862 TEL:0791-58-2849
その他
  • すでに商標登録されている名称については対象外となります。
  • 採用された愛称、採用者のお名前、在住都道府県(国外の方は滞在国)は、ホームページ等で公開させていただきます。
  • 採用された愛称のすべての権利は無償で理研に譲渡していただき、若干の修正を加えて利用させていただく可能性もあります。
  • 採用された愛称は、すでに採用が決まっているロゴマークに組み込み、ロゴマークとしても使用させていただきます。
  • 提出していただいた書類は、理研の「個人情報保護規程」に則り厳重に管理し、採用審査の用途に限り使用されます。 これらに記載されている個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。
  • 採用者には記念品を贈呈致します(同名が多数の場合は抽選になります)。
チラシ PDF 「X線自由電子レーザー施設」(国家基幹技術)愛称募集チラシ

前回の公募で佳作となった作品や応募が多かった作品は以下の通りです。これら以外の応募をお待ちしております。
名称 内容
JÅL(ジャル、Japan Ångstrom Laserの略) 前回公募における佳作
INAZM(イナズマ) 前回公募における佳作
KIRARI(キラリ) 前回公募における佳作
AXLS-8(アキレス エイト、Advanced X-ray Laser Source-8 GeVの略) 前回公募における佳作
HÅL(ハル、Harima Ångstrom Laserの略) 前回、応募が多かった作品
FELIX(フェリックス、Free Electron Laser in X-rayの略) 前回、応募が多かった作品

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