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生体分子単粒子解析用クライオ試料固定照射装置 壽壱号 
生体分子単粒子解析用クライオ試料固定照射装置 御柱弐号 

結晶化が絶望的または原理的に不可能な百ナノメートル〜ミクロンサイズ生体・材料非結晶粒子、サブミクロン結晶の低温X線構造解析。

1. 手法・使用方法

希少な試料粒子を歩留まりよく照射野に導入し、確実なX線照射・回折パターン取得を可能とする。予め低温凍結固定した生体試料を、液体窒素または液体ヘリウムで冷却された試料台に自動搬送・装填し、高精度ゴニオメータで操作して照射実験を行う。
本装置は、 大阪大学山内グループによって製作されたK−B集光光学系に接続して使用し、回折パターンはMPCCDに真空接続して記録する。

2. 外観図・寸法等

生体分子単粒子解析用クライオ試料固定照射装置 壽壱号

生体分子単粒子解析用クライオ試料固定照射装置 御柱弐号 (現在、全体の位置制御用定盤が無い)

3. 試料環境 (試料を導入する装置の場合)


(例: 試料の状態、 サイズ、 真空度、 等)
試料の状態:3mm径電子顕微鏡用ピンホールに炭素薄膜を貼り、展開、急速凍結。
真空度  :1e-1 Pa程度

4. 付属するステージ・計測器類のスペック


(例: 駆動軸名・分解能・ストローク 等)


5. その他

使用に当たっては操作等の実習が必要。


本装置は文部科学省 「X線自由電子レーザー利用推進研究課題」「SACLA利用装置提案課題」によって、整備が進められています。