※7 SCSS試験加速器 SCSSは、「SPring-8 Compact SASE Source」の略。 SASEは自己増幅自発放射(Self Amplified Spontaneous Emission)を意味し、反射鏡を使わずに光を増幅してレーザー発振を得る方法を指す。2005年に、「SCSS試験加速器」と呼ばれるプロトタイプ機がSPring-8に隣接して建設され、レーザーシステムの性能実証のための試験運転を行った。2006年に真空紫外光のレーザー発振に成功、現在も安定に稼働し、有効な光源としてユーザーに利用されている。