トリガーディレイユニット

遅延時間を設定したトリガー信号を発生させ、実験機器のタイミング調整を行います。

1. 手法・使用方法

BNC端子を介して、外部トリガー入力および遅延パルス信号の取出しを行います（いずれもインピーダンスは50Ω）。外部トリガーとしては、XFELパルスに同期したトリガー信号が施設側から供給されています。遅延パルス信号は、 一般的な実験機器コントローラーへのトリガー信号として利用可能です。
遅延時間の設定などの操作は、Windows PC上の制御ソフトを用いて行います。

2. 外観図・寸法等

EIA規格19インチラックマウント・2ユニット

3. 付属するステージ・計測器類のスペック

(例: 駆動軸名・分解能・ストローク 等)
１．外部トリガー
入力数：2 チャンネル（BNC）
インピーダンス：50Ω
入力信号：5 V max (1 Hz〜20 kHz)
２．遅延信号
出力数：20チャンネル（BNC）
インピーダンス：50Ω
出力信号：5 V max (1 Hz〜20 kHz)
遅延時間設定精度：1 ns
ジッター：50 ps以内